2017年06月09日

たまには詩でも #5

悲しみ〜古いノートから

アスファルトの道には足跡もつかないから
離れていく君を追う術はぼくにはなかった

記憶が蘇るというからには
やはり忘れるということは
死ぬ、殺すということを含意するにちがいない

祭りが終わり
「さあ、もう帰ろう」
そう言わなければならない物悲しさ
しかしその悲しみの最中にあって
人は本当には幸せだった
帰るところがあり
帰らねばならないことを知っていた人は  (H.H.)



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posted by 冬の夢 at 02:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 創作(詩・小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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