[音楽 クラシック]の記事一覧

ボクもバッハ、キミもバッハ ─ BachDoodle で遊ぶ[2019/03/23]
「Google」のトップページにある社名ロゴは、ときどき、記念日や先人の業績を讃え、遊び心もあるアレンジ版になる。 「Doodle(ドードル)」というそうで、オリンピックやワ..

今さらだけど、コチシュ・ゾルターンに夢中[2019/03/06]
 コチシュ・ゾルターン(1952-2016; 西欧風に言い直せばゾルターン・コチシュ)は作曲家のバルトークと同じハンガリーのピアニストだ(※)。極めて残念なことに、数年前に没し..

クラウディオ・クルス(Claudio Cruz)と兵庫PACオーケストラ、そしてエルガーのチェロ協奏曲 #2[2019/02/05]
(興味があれば、#1の方からお読み下さい。H.H.)  クラウディオ・クルスとPACの実演に接し、クラウディオ・クルスという指揮者に興味を持ち、それをきっかけにしてエルガ..

クラウディオ・クルス(Claudio Cruz)と兵庫PACオーケストラ、そしてエルガーのチェロ協奏曲 #1[2019/01/10]
 (書き始めたらあまりに長くなってしまったので、2回に分けて書くことにします。タイトルに「エルガーのチェロ協奏曲」とあるけれど、それについては第2回の方をお読み下さい。) ..

パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Jarvi)+ドイツ・カンマーフィル(DKB)+ヒラリー・ハーン(Hilary Hahn)[2018/12/23]
 個人的にはちょっとした「事件」だった。12月15日(土)に兵庫県立芸術文化センター大ホールで開かれたドイツ・カンマーフィル(室内オーケストラ)管弦楽団の演奏会のことだ。 ..

Bach−Italian Concerto, BWV 971 'GLENN GOULD ON THE RECORD' 元気が出る曲のことを書こう[41][2018/06/27]
 グレン・グールドとの出会いは、有名な「ゴールドベルク変奏曲」ではなかった。  バッハだけれど「イタリア協奏曲」だ。        ♪  クラシック音楽は、ほとん..

Gabriel Fauré − REQUIEM ; Michel Corboz (1972) 元気が出る曲のことを書こう[40][2018/05/22]
 この十年で、もっとも聴いた曲は、おそらくこれだ。  理由はなんであれ、気持ちが晴れないときはいつも聴いていたし、二度三度と、繰り返し聴いたこともある。クラシック、とりわけ声..

「今さら、メンデルスゾーン?」  [2018/03/19]
 この文章を書いている現在も内心羞じらう気持ちを拭い去れない。だって、メンデルスゾーンですよ? そこいらの図書館と比べても決して劣ることのない、いや、必ずしも誇張ではなく、もし..

Mozart−String Quartet No.19 in C major, K.465 元気が出る曲のことを書こう [17]【改】[2017/03/15]
 クラシックはにがて。あまり聴かない。  なのに、クラシックのこのジャンルは、たまにどうしても聴きたくなる。理由は、よくわからないのだが。  それは弦楽四重奏!  周..

J.S.Bach−Komm, Jesu, Komm, BWV 229 元気が出る曲のことを書こう [15]【改】[2017/02/01]
 クラシック音楽はにがて。  けれども、このブログの別の筆者が書いている、グレン・グールドがピアノで弾いた「バード&ギボンズ作品集」は、二十歳になる前に知っていた。いまも好き..

ウィリアム・バードのミサ曲といわゆる「名盤」について[2017/01/30]
(画像のリサイズのついでに、少し加筆:2月1日)  ウィリアム・バード(William Byrd: 1543?~1623)の名前を知ったのは、しばしば天才・鬼才と称される..

Quartetto Italiano−Anton Webern Langsamer Satz 元気が出る曲のことを書こう [14][2017/01/22]
 浅瀬の底で、あお向けになっている。  揺れる水面の上、手を出せば届くところに、世界がにじんで見える。  地上の音が、こもったように遠く聞こえる。  冷たさも息苦しさもな..

HAGEN QUARTETT−Bela Bartok Die 6 Streich Quartette 元気が出る曲のことを書こう [13][2017/01/21]
 ハーゲン・カルテットが演奏する、バルトーク「弦楽四重奏曲全集」を買ったのは、消去法の結果だ。  ハーゲン・カルテットは結成三十五年をこえる重鎮だけれど、初めて知ったのは..

Quartetto Italiano−Beethoven String Quartet Op.132 in A minor 元気が出る曲のことを書こう [12][2017/01/20]
 クラシックは苦手なのに、かつてなぜか「はまって」、忘れたころに憑かれたように聴きまくってしまうジャンルがある。  弦楽四重奏。  初めて意識して聴いたときは、もう..

バルトーク体験[2016/04/24]
「芸術作品はそれぞれ固有の言語で話している。だから、作品を楽しむためにはその固有の言語を理解できるようにならなければならない」  こんな意味の文言をどこかで聞いた(読んだ..

シベリウス(それともヘルシンキ・フィル)の思い出など[2016/03/02]
 シベリウス(1865-1957)という作曲家がいる。ご存知の人には釈迦に説法だが、フィンランドを代表する著名な作曲家だ。きっと交響詩「フィンランディア」などは中学校や高校の音..

グルダの「テンペスト」問題、あるいはステレオのモノラル化[2016/02/08]
フリードリッヒ・グルダ(Friedrich Gulda)というピアニストがいる。いや、非常に残念なことだが、「いた」と言うべきか、すでに鬼籍に入っているのだから。とても好きな音..

ブルックナー、ブラームス、ベートーヴェン、ヨッフム、スイトナー、サヴァリッシュ、メニューイン、ヴァント……みんなちがって、みんないい 2 [2016/01/25]
(できれば1から読んで下さい) シューマンはベートーヴェンの第4交響曲を「北欧神話の二人の巨人(第3番『英雄』と第5番『運命』)に挟まれたギリシアの乙女」と称したらしいが..

ブルックナー、ブラームス、ベートーヴェン、ヨッフム、スイトナー、サヴァリッシュ、メニューイン、ヴァント……みんなちがって、みんないい 1[2016/01/24]
(タイトル同様に、本文もあまりに長いので2回に分けました−−続きは後日) 正月休みは例によって(?)ひどい音楽中毒症にかかっていた。(いまだに尾を引いている。)ブルックナ..

An die Musik ~ 先ずはバックハウスの『皇帝』[2015/02/16]
 このところ公私ともに疲弊することが多く、気分も塞ぎがちで、積極的に何かをしようという気に少しもなれないのだが、ありがたいことに音楽だけが唯一の例外になっている。というか、音楽..

ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第2番[2014/10/05]
実を言えば、もう一つだけ(?)オーディオ関連の取って置きの話題があり、正直なところ、その話がしたくてウズウズしているともいえる。が、「オーディオは音楽を聴くための道具」なわけで..

ときどき音楽中毒になる[2013/12/29]
(やっと好きな音楽について書ける! 一年の〆の文章が靖国問題ではやり切れないもの。というわけで、多少長くても許して下さい。) 今度の発端はブルックナーの第8交響曲だった…..

二十四の前奏曲でショパン・リミックス[2013/01/31]
 部屋でCDを探していると、予期しない発見がある。  演奏家や曲に興味を持つと関連盤を何枚も買う癖があり、忘れたころに、こんなの持ってたっけというのが出てくる出てくる……。 ..

鎮魂と忘却──レクイエムを終える日 ギャビン・ブライアーズ 【改】 [2012/12/03]
 一九八八年十二月二一日、ロンドン発ニューヨーク行のパンアメリカン航空ジャンボ機で、預け入れ荷物に仕掛けられた時限爆弾が爆発した。  機は空中分解し、主要部はスコットランドの..

五百年前のオルガン レオン・ベルベンのウィリアム・バード[2012/10/12]
 さきごろ亡くなった元ディープ・パープルのジョン・ロードがいかにカッコいいオルガンを弾いたか、このブログでも追悼した(七月二二日)。  ロックオルガン奏者にはすごい人がずらり..