2020年10月29日

たまには詩で(も) #16 ××総理に捧ぐ

   パンツも履けない××総理に捧ぐ

誰もが知っているだろうことを物識り顔に語ること
言わずもがなのことをあえて口にすること
それを野暮の極みと心得て
少しは物事に通じているはずの面々が
そろいもそろって案山子のように
乙に澄まして黙り込んでいる間に

いっそう愚かな、臆病なくせに威張りたがりの連中が
無知蒙昧を錦の御旗に
自らの無恥を高らかにかき鳴らし
どこかの場末で
いかにも都合良くお手軽に洗脳されて
オウムや九官鳥も鼻白む威勢の良さで
ひどく不潔で狭苦しい鳥カゴに閉じ込められた御見識とやらを
ネットの書き込みや報道番組で繰り返す
飽くことなく死ぬまで
臭い唾(つばき)と汚いフケを撒き散らし

こうして世論とやらが作られるのなら
ド阿呆や大嘘吐き、ペテン師の出来損ないが
こともあろうか大臣に、
しかも総理大臣になるのも当然だ
案山子やオウムがロバやエテ公を拝むのは仕方あるまい

それでも
どこかに「おかしいよ、××総理はパンツも履いてない」と
見たまま、見えたままの真実を告げる
子供の一人くらいはいてもいいはずなのに  

(H.H.)



posted by 冬の夢 at 15:18 | Comment(0) | 作品(詩・小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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