2017年06月28日

東京都民への切なるお願い

今週末の7月2日(日曜日)に東京都議選がある。「自民大敗」とか「都民ファースト」とか「豊洲市場」とか、新聞マスコミではすでに大騒ぎのようだが、実際に蓋を開けてみたら、いったいどんな結果が待ち受けているのだろうか。投票率次第かもしれないが、結局は自民党がやや議席を減らす程度で終わってしまい、大いに白けた選挙になるのではないかと案じている。

というのも、先日ボンヤリとTVを見ていたら、都議選に関する街頭インタビューが聞こえてきて、それを聞いているうちに、とてもイヤな気持ちになってしまった。答えていたのは中年の男性だったと思うが、こんな意味のことを言っていた:
「安倍政権には色々と問題はあるが、都政は国政とは違うので、しっかりと選びたい」。
なるほど、いかにも優等生的なご発言だ。「私は一過性のブームに乗って考えもなしに投票するような軽薄な輩ではないぞ」という気概に満ちている。

しかし、本当に国政と都政は別物なのだろうか?

都民の方々はお忘れかもしれないし、あるいは日頃から意識さえしていないのかもしれないが、いっとき東京で生活し、その後地方に移住した人間としては、ある意味では極めて残念なことに、東京一極集中という現実は否定しがたい現実だと実感している。つまり、あえて誤解を恐れずに言えば、東京=日本と言っても過言ではないと思う。人口は10分の1かもしれない。しかし、経済も政治も、そしてこれまた極めて残念なことに、文化さえも東京に集中している。(ちなみに東京のGDPは日本全体の5分の1に相当するらしい。)このように、東京が日本の名実共に中枢である限り、「国政と都政は別物」というわけにはいかないだろう。つまり、東京都民が何と思おうとも、今度の都議選は日本国全体にとっても極めて重要な選挙なのである。それにもかかわらず、地方在住者には選挙権がない。ただ指を咥えて、成り行きを見守るしかない。

そこで、都民の方々への切なるお願いと相成る次第:
今回だけはどうか自民党以外の政党に投票して下さい。

安倍政権の悲惨さ、というか、つまりはアホさ加減については、森友学園と加計学園の二つの学校騒動と元TBS記者によるレイプ疑惑などで、今さらのように注目を浴びてはいるが、一連の国会中継やマスコミを通しての安倍総理及び閣僚たちの発言から明らかなことは、彼らがまともな(普通の?)日本語を使ってコミュニケーションを図ることさえできないという事実だ。政策の中身が問題なのではなく、それ以前の問題として、担当大臣も総理大臣もその政策の中身を知らないままに国会運営が行われているという、信じがたいようなことが繰り返されている。誓ってもいいが、いわゆる共謀罪の中身を知っている大臣は1人もいないだろうし、国会議員に話を移しても、せいぜい10人くらいしかいないのではなかろうか? 事実、安倍総理と金田法務大臣は共謀罪の中身を知らなかったし、おそらくは今も知らないだろう。(ついでに、安倍は憲法の中身も知らないに違いない。)自分たちさえも理解できていない法案を国会に持ち出しておきながら、「審議は尽くした」とヌケヌケとテープレコーダーのように言い放ち、「多数決だ、文句あるか!」と採決するのだから、これを支離滅裂と言わずに何をか言わんや?

たとえどんなに非民主的な政策を進める政府であっても、せめてまともな日本語が使える政権であって欲しいと願うことは、大それた、過ぎたる願いなのだろうか? しかし、政権があまりにアホなことを繰り返しているとき、「そんなアホを繰り返すなら、さすがに見放しますよ」と意思表示することは、それこそ市民・国民の責任なのではないだろうか。これほどアホな政権をそのまま放置していることは、それはもはや犯罪に荷担することに等しいのではないか。日本がこれ以上アホな国だと思われないように、どうか都民の皆さん、迷走に迷走を重ねている自民党に対してきついお仕置きをお願いします。さすれば、さすがの阿呆どもも、心を入れ替えて、もう少し真っ当な努力をすることが期待できるのではないか。(いや、やはりアホには無理かも……) (H.H.)
posted by 冬の夢 at 02:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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